おやこステップ

【子供】【旅】【生活】【日常】を思うままつづる夫婦ブログ

息子にとっての初めての花見

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夫です。もうすぐ桜のシーズン。息子が0歳頃の約5年前、他のブログで書いていた記事を再掲します。
 

息子にとってはじめての桜

新しい環境への門出となる4月。新生活を祝福するがごとく、色とりどりの花がきれいに咲き誇ります。桜をはじめ、うちのマンションから見る花々の美しさに導かれるように、我々家族もご多分に漏れず4月初旬に花見に出かけました。
 
夏に生まれた息子。当然、息子は生まれてこの方、まだ一度も桜をじっくり見る機会はありませんでした。
 
そんな息子にとって生まれて初めての桜。
 

親のもくろみ

ちょうど良い案配のピンク色に咲き誇る満開の桜。
まず、息子の目に焼き付けてもらう。そして、後日あんなにきれいに咲き誇った桜も数日で散ってしまうという事実を見せる。
何もわかるはずないと頭では思っているものの、それでも、何か0歳なりに感じるところがあるといいなぁ、なんて思っていました。
 
そんなこんなで花見の舞台を、適度に人が少なそうという理由で「石神井公園」に決め、家族3人で出かけました。
 

石神井公園の桜で花見

お昼の時間になったので、石神井公園近くのカフェでランチ。我々のランチを物欲しそうにしている息子に大好物の赤ちゃんせんべいを与えたりお茶を飲ませたり。
 
そんなこんなの時間を過ごしていて、さぁ、メインの石神井公園だと思い、だっこしている息子をみてみると・・・。
 
深い寝息とともに眠っているじゃないですか。
 
これじゃ、「運動会に参加したものの、競技には出ずに弁当だけ食べて帰る」ってなことと同じじゃないかと思い、「今が満開だなぁ」とあえて少し大きな声でしゃべってみたり、ゆっくりと公園一周をまわってみたり、息子が起きるきっかけを意図的に作ってみたものの効果なし。
 
結局、息子はメインである花見をしている時間は完全に寝入ってました。
 
そんな深い眠りだった息子も、帰りに立ち寄った、石神井公園を出て5分のたい焼き屋さんでむくりと目を覚まし、「あーっあーっ」という声を発して、たい焼きを欲しがってました。花より団子ですな。
 
息子にとっては、電車に乗って、赤ちゃんせんべいを食べて、また電車で帰るといった、「赤ちゃんせんべいを食べに石神井公園に来た」みたいな感じになりましたが、まぁそれはそれで良かったと思います。
 

出会い別れも楽しんで欲しい

いつ、息子は桜の季節の意味が分かるのかなぁ。満開な桜も1週間もすれば散り始めます。それは出会いと別れも全く一緒。息子も、これから春という季節に素敵な出会いもあれば、悲しい別れも経験すんだなぁと。
息子はどんな出会いや別れを経験するのかなぁと思ってみたりします。
 
一人一人とのご縁を誠実に大切にして「出会い」も「別れ」もいい意味で楽しんで受け入れられる。
そんな心持ちをもって桜を見ると、また一層、趣深い味わいを花見に持てるかと思ってます。

また、次の花見が楽しみです。