夫(みどりいろ)です。
先日、妻がこんな記事をアップしました。
うちの妻は、教え上手です。夏休みの宿題を、息子の目線にたって、同じペースで伴走しながら、一緒に夏休みの宿題を進めていってました。息子も楽しみながら妻と宿題に取り組んでました。妻もこの記事を見ると思うので、もう一度言いますが、妻は教え上手なのです。
一方、自分は、息子に勉強や宿題を教えたりするのが下手です。絶望的に下手です。余談ですが、会社員時代、部下のマネジメント&教育も、壊滅的で、マネージャーとしてはかなりのローパフォーマーだったと思います。
息子の夏休みの絵日記の宿題をサポートするときもそう。息子が「どうやって書いていいかわからない。」と相談に来た時、「書きたいこと書けばいい」と、何も助言していないに等しいアドバイスを送りつけ、1分後に息子がやる気をなくしてる。そんな場面が30回くらいあった気がします。
宿題だけではありません。息子がアイロンビーズでキン肉マンの超人を作るのにハマっています。
この夏、小1の息子が熱中したアイロンビーズ。キン肉マンへの愛がカタチになった。 pic.twitter.com/CzxYIwZ883
— あかいろ@息子7歳&娘1歳5ヶ月 (@oyakostep) 2018年9月3日
超人を作るにあたり、どうやって作ったらいいのか、僕に質問してくる場面が何度かありました。その際も、「まずやってみて、失敗すれば、やり方わかるよ」といった助言したものの、5分後も息子の手はとまったまま。そして、テレビへと興味が映っていきました。
ちょっと考えてみた
正直、間違っていることを言っているとは思いません。絵日記には書きたいこと書けばいいと思うし、失敗から学んだほうが、得るもの大きいと今でも思ってます。ただ、僕の言葉かけで、息子の興味関心の火を消しているのも事実。
正解なんてないとは思うものの、もっと他の声がけがあったのかも。自分の言葉かけの何がいけないんだろう?など考えてみました。 あれこれ考えた結果、「僕の期待」が原因かも、と思ったのです。「思い込み」と言い換えることができるかもしれません。
なぜ「期待」がダメなのか?
期待というとポジティブな言葉ですが、結構やっかいなもの。コントロールのしかた次第で、凶器にもなりそう。今回の例でいうと、僕は息子に対してこんな期待(思い込み)をしていたことになります。
「絵なんて自由な発想で書けるでしょ」、「失敗を何回かしたらすぐに作れるようになるでしょ」など。
そんな期待(思い込み)は、息子に対して「あるべき姿」を作り出します。しかしその姿は、自分が勝手に作ったもの。そこから生まれる現実は、「ギャップ」です。
僕がイメージする息子のあるべき姿と、現状のギャップ。そしてギャップは違和感となり、息子に対する態度や叱咤激励の「言葉」に影響してきます。
「がんばればもっとできるでしょ、信じてるよ。」「自分で考えれるでしょ。集中してやってみれば。」こんな声がけ。
一見悪くない言葉に感じますが、よく考えると、この言葉は、僕の独りよがり視点からの言葉でしかありません。息子の「あるべき姿」は僕の「勝手な期待、思い込み」が生んだものです。
期待をコントロールして、とことん観察
いきついた結論、それは「期待のコントロール」と「とことん観察すること」。
息子(他人)を変えることはできないので、変わるのは自分(の期待&思い込み)。極論、「期待しない」くらいがちょうどいいのかも、と思ってます。もちろん、ここで言う「期待しない」=「無関心」とは違います。
むしろ、興味関心を持ってとことん【観察】してみようかと。僕の中で勝手に作り上げた期待(思い込み)と比較するのではなく、同級生の友達との比較するのではなく、「過去の息子と比較」するための【観察】です。
あくまで「過去の息子」と比較をし、何かしら良くなったことがあれば、承認してあげる。「観察」と一緒に「記憶」も大切になりそうですね。
その結果、息子への期待と現実のギャップからくる指示や小言は減り、「息子の変化の観察量と示唆」が増えていくのが理想です。
ついつい脊髄反射的に反応しがちな、息子の結果や言動。お風呂に入らなくても、テストが0点だとしても、全く着替えようとしなくても、集中してご飯を食べなくても、「そういうもんでしょ」くらいな余裕が欲しいものです。そして中長期の「観察」を通して、できるようになった行動を承認する。そんな言葉かけができると、いいのかな、と思っています。
親があれこれ言わなくても、子供は勝手に成長しますしね。たぶん。。。
頭で理解しても、実行となると超絶難しいな、早くも実感しているのですが。。。
今日で1歳5ヶ月になった娘。小1の息子を見ながら何度も「にーに」「にーに」って言ってた。
— あかいろ@息子7歳&娘1歳5ヶ月 (@oyakostep) 2018年9月2日
私や夫は、まだ何とも呼ばれていないので、家族で最初に呼んだのが「にーに」
もう涙出そうなくらい、うれしい。
息子と地域のラジオ体操に行ってる。毎朝、最前線で全力で取り組んでるスーツ姿のおじさんがいる。自分の中では、シールのため、体操のためじゃなく、今を生きてる感ハンパないそのおじさんから活力をもらうために毎朝通ってる。
— みどりいろ@はてなブログ (@oyakostep2) 2018年8月24日