おやこステップ

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【小学1年生・夏休みの宿題】絵日記に親のサポートが必須だった話

ツマ(あかいろ)です。

 

我が家には小1の息子と1歳5ヶ月の娘がいます。

小学校に入学して初めての夏休みが終わり、今日から新学期が始まりました。息子は「学校行きたくない…」とグズグズしながら、なんとか登校…。(帰宅後は、行ったら結構楽しかった、とのことで少し安心...)

今年は新学期前日が土日と言う最高の暦のお陰で、夏休みの宿題も無事に終えることができました。そんな我が家の夏休みの宿題記録を残しておきます。

 

夏休みの宿題

息子の夏休みの宿題は…「1年生、意外と多い!」と言う印象でした。

・国語&算数プリント 各10枚

・絵日記 2枚

・あさがおの観察記録 2枚

・読書カード(10冊読む&1行程度の感想)

・自由研究(または自由工作)

他に、夏休み中に生活の中で決めた目標に対して、毎日振り返るチェックシートなどもありました。

 

進まない絵日記

宿題の中で息子がなかなか仕掛かろうとしないのが「絵日記」でした。

夏休み中、絵日記のネタになりそうな出来事がある度に「今日がチャンスだよ!」と、こちらからも必死にアプローチをしていました。

ようやく書き始められそうかな…と思ったある日、絵日記を前に息子が言いました。

「どうやって書いていいか わかんないんだけど…」

 

文章を書いたことがなかった息子

思えば、1学期の国語の授業は「ひらがなの練習」だけで終わっていました。(音読もあったのかな…?)

1時間の授業で数文字、何度も何度も練習して、ハネ・はらい・線の長さ・角度…つい心の中で「こまかっ!」と言いたくなるくらい、赤ペンで先生のチェックが入った文字は宿題としても持ち帰ってきていました。

登校班が同じお母さんと「もう、デザインの域ですよね…」なんて言いながら、苦労を分かち合ったことも…笑。

 

つまり…学校では「日記を書く」に必要な「文章を書く」と言う練習や教えは特にないまま夏休みを迎えた訳です。息子は、学習塾のような習い事もしていないので、絵日記を前に「どうやって書いていいか わかんないんだけど…」と言うのは、最もなことでした。

 

絵日記にとことん伴走

何から始めていいかわからない息子に、簡単なレクチャーをしてから取り掛かることにしました。テーマは軽井沢に行った時のことだったので、ザッとこんな感じに…

・誰とどこに行ったか

・そこで何をしたか

・思ったこと、感じたことを書く

 

これによって息子も頭の整理が出来たようで、書き出しがスムーズに。

あまり誘導し過ぎるのも良くないかな?と思い、息子が「書きたいこと」「伝えたいこと」を口頭で引き出しながら、それに肉付けをするような方法で仕上げていきました。

 

▼息子が書きたかったこと

・軽井沢で大きいきゅうりを収穫したこと

・大きいだけでなく、重かったこと

・きゅうりが曲がっていたこと

 

▼手伝ったこと

・みんなに「どれくらい大きいか」「どれくらい重かったか」が伝わるようにするにはどうしたらいいか…を一緒に考えることに。

 

その結果…みんながイメージしやすいものの大きさや重さを例に出すといいのでは?と言うことに(若干導きながら…笑)たどり着きました。

すると、息子が周りにあった筆箱やペンケースを持ってみたり、未開封の2Lペットボトルを持ってみたり、「あの時のきゅうりの重さ」に近いものを探し始めました。

この作業は結構盛り上がり、家にある色んなものを持ちながら、最終的には冷蔵庫にあった「1Lの牛乳」を持ってみて「うん、コレだ!」と声を上げる息子は、とってもイキイキしていました。

同じような方法で、きゅうりの長さは写真を基に、娘1歳が剥がして遊んでいたコルクマットの細長い端っこを持ってみて、壁に貼ってある身長計で測りました。

1枚の絵日記を仕上げるのにとっても時間が掛かってしまいましたが、息子曰く「最初は(絵日記が)嫌だったけど、やってみたら楽しかった!」とのことで、まずまず成功だったかな?

 

▼実際のきゅうり

 ▼実際の絵日記

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これだけの文章ですが、まだ一文字一文字を書くのに時間が掛かる息子には大仕事でした。最後に息子の感想も書けると良かったのですが、息子の字が大きいのでスペースがなく…息子もやり切った感があったので、これで完成です!

 

おわりに

小学1年生、宿題をコツコツ進めるには、声かけやサポートがまだまだ必要なんだなと感じた夏休みでした。息子の場合、あれこれ指示されるのが嫌いなようで…笑…「宿題をする気分」に持っていくには常に一工夫必要でした。

とは言え、大人たちも時間と気持ちに余裕がない時は上手なサポートもできず、息子もグズグズ言うので、険悪な雰囲気の中「もう、そんなんだったら、やんなくていいよ!!」とか言ってしまうケースも多かったんですけどね…。

今はただ、新学期を迎えることが出来て、安堵の気持ちでいっぱいです。

(冬休みも宿題たくさんあるのかな…)

 

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