夫です。
このブログでも何度かサラッと触れてきましたが、僕は髪の毛が少しアレな感じです。
アレというのは、その・・・おでこより上だけ生き急いでるというか、味があるというか、坊主というか、まぁ、薄毛です。いや、ごめんなさい。ハゲてます。
30歳半ば。早いです。10代の頃は想像すらしてませんでした。80歳まで生きると、人生の半分以上がハゲてる人生になります。
宿命でしょうか。自分でも、ちょっと笑えます。
0歳の娘が物心ついたとき、ちょっと怖いですが、もうしょうがないです。前を向いて生きようと・・・あれ?自分は、何を書いているのでしょうか?
ついつい髪の毛の話になると、気持ちが抑えきれなくなります。
ちょっと、横に置いておいて、今日はとある雑誌の広告に違和感を感じた話です。
はじまりは、とある雑誌の広告
先日のこと。とある雑誌を読んでいました。すると「30代で、ちょっと髪の毛が気になるあなた」的なメッセージ。僕は、寸分の狂いもない見事なまでのターゲットでした。見事に呼び止められ、その広告ページを見ました。
普段であれば、目的意外のページは飛ばします。ましてや広告ページ。ただ、髪の毛の話となると別です。
ただ、読み進めると、後ろからハンマーで脳天を思いきっり叩きのめされた感覚を覚えました。
先ずは「チェックをしてみよう」との指令
ここに書かれていることは下記の写真の通りです。実践してみることにしました。
1,鏡を見ながら、片手で前髪をかき上げる
いきなり、壁がそびえ立ちます。しかもテッペンが見えない高さの壁です。
『そもそもかき上げるほどの前髪がない』という衝撃の事実をつきつけられました。ただ、まだ、チェックの第一歩目。スタートラインにも立っていない。
そんな状態でこの事実を受け止めた瞬間、自分は廃人になる気がしたので、ない前髪を思いっきり力強くかきあげました。
2,小指の外側が眉毛の上端にくるように指をあてる
人によっておでこが狭い広いあるだろうし、こんなんでわかるのかなぁ。
中学時代の同級生で、おでこが狭かった佐々木くんにうやらましさを感じながら、とりあえず書かれている通り実行してみました。
3,眉毛の上端と髪の生え際に指が4本きれいに入るようなら薄毛が進行している兆候
まずは事実の結果から。
結果としては、完全に指が4本入りました。。。
自分の手が極端に小さいと思い込みたい。しかし、さすがに30数年生きているので、自分の手が平均的な大きさなのは分かっています。しかも走り込みが激しい両サイドは、指が4本どころか6本とか入ります。
腹立たしい!もう、重箱の隅をつついてやろうと思います。
煮え切らないこの書き方に八つ当たりします。
最後の文言「薄毛が進行している兆候」の「兆候」って何だ!?「兆候」を調べてみると、「物事の起こる前触れ」とあります。あくまでも「前触れ」です。
なのに「(これから)進行する兆候(前触れ)」ではなく、「進行している兆候」と現在進行形で書かれているのである。現在進行形で進行しているなら、もう「前触れ」は終わってます。同情したつもりでしょうか?
ダメならダメとバッサリ切って頂きたい。
「4本指が入る人は「ハゲ」です。薄毛進行中。まぁ、色々あると思うけど頑張って生きてくださいね。下を向くと薄毛が目立つから前を向いてね。色んな意味であなたの人生が光り輝くように!」
くらいに書かれてた方が気持ちがいい。自分も受け入れられる気がします。
さらなるダメ押し
また、その記事の下にあった絵が衝撃で、崖の下へと突き落としてくれました。
この写真。
絵は分かりやすいです。ここまでは良しとします。
でも、その下の文字。「男性型薄毛は2タイプ」 これにはびっくり。
「ブシオォルォー」思わず自分でも聞いたことがない声を発してしまいました。
「2タイプってなんだ?」勝手に男性の薄毛を2つに限定しないでほしい。
完全に自分は、両方併合型=落ち武者タイプ(勝手に命名)。
自分の両方併合型の読者はどうすればいいんでしょうか?行き場を失いました。少なくとも両方併合型=落ち武者タイプの自分は、この雑誌に見捨てられた感覚を覚えました。
自分の存在を消されてしまうほど悲しいことはありません。
見捨てるのであれば、いっそのこと、
「落ち武者タイプ型ははっきり言って救いようがありません。じっと正座して全て散るのを静かにまちましょう。ちょんまげ時代であれば、別に関係なかったのにね。切腹。」
くらいに書かれてた方が気持ちがいいものです。
自虐はさておき、人にモノを伝えるのって難しいですよね。
おまけ
「プロフィールイラストではハゲてないじゃないか」というお問い合わせは一切受け付けませんので、予めご了承頂けると幸いです。
妻がTwitterをやっています。
息子が妹0歳に髪を掴まれて「イタイ!イタイ!」って言うから、機嫌損ねるパターンかと思いきや…「そんなこともできるようになったの。しゅごいねぇ。」って0歳児目線で話しかける神対応した。
— あかいろ@息子6歳&娘0歳3ヶ月 (@oyakostep) 2017年7月31日