おやこステップ

【子供】【旅】【生活】【日常】を思うままつづる夫婦ブログ

立川談春「赤めだか」を読んだ感想

夫です。

本が好きです。気になる本があれば、即購入します。8割が積ん読になりますが。

落語も好きです。子供が産まれる前はよく夫婦で落語を聞きに行きました。

 

そして、つい先日、そんな僕にぴったりな良書と出会いました。

本の中の情景が頭に浮かぶ書き口なので、本にのめり込め、且つ、考える材料をガンガン投げつけてくれる本でした。 

今回のその良書とは「赤めだか(立川談春・著)」

話は立川談春の前座時代がメインで、二つ目、真打ちとステップアップする経験を綴った本。

圧倒的&狂気的な存在である師匠立川談志との師弟関係やそれを象徴する数々のエピソード。

苦境時代を共に乗り切り、ライバルとして切磋琢磨して落語の道を志した仲間のこと。

人気落語家として、落語会を引っ張る立川談春の培ってきた礎を垣間見ることができます。

うちは、夫婦で連続ドラマの「下町ロケット」に釘付けになりました。そのドラマで、立川談春は、経理部長・殿村を演じていました。その立川談春の演じる殿村の言葉になんども目頭を熱くしました。「赤めだか」を読んだ後。あの名演技は、この本の中にある経験があってこそ織りなせるもの。そう感じてます。

 

考えたことや言いたいこととか、色々あるけど、長くなりそうなので2つだけ。

◎プロフェッショナルは想像を絶する経験でも受け入れ、意味を見い出している。

◎本気で生きている人はホントかっこいい

 

久しぶりに落語聞きたいなぁ。

DVDも出てるっぽい。早速買ってみました。