おやこステップ

【子供】【旅】【生活】【日常】を思うままつづる夫婦ブログ

繰り返し読み続けているオススメ育児書/育児本5選

夫(みどりいろ)です。

第一子が生まれてからの6年。いろんなことがありました。

熱が出ても走り回るし、嘔吐直後にヘラヘラ笑ってるし、奇声をあげながら殴ってくるし、メガネを3つほど破壊されたし、救急車に乗ったこともあるし、ことごとく座って食べないし、裸でライダーベルトしてるし、ごっこ遊びつまんないし、意味不明な理由で泣きわめくし、

「もー!わけわかんない」って瞬間は、体感値的に8000回くらいありました。

でも、幸せになって欲しいし、自分のやりたいことをとことんやって欲しいし、自分に自信を持ってもらいたいし、健康でいて欲しいし、

「親として何かできることってあるのかなぁ」って考えることも1、2回はありました。

 

子育ての「こ」の字もわからない状態からのスタート。そんな右も左もわからない私たち夫婦にとって、心強い味方、それは、間違いなく「育児書」でした。

人の話も、ネットも参考にしましたが、情報の質や網羅性、引っ張り出す手軽さなどでみて、総合的に私は本に信頼を置いています。

恐らくこの6年で100冊以上の育児書を読んだと思います。

今日は、その中でも特におすすめの育児書を紹介したいと思います。

 

育児本/児童本は良書の宝庫

育児書を読み始めてわかったことは、育児書は良書が多いということ。
「育児本」「子育て本」といったジャンルのみに分類されているのがもったいないと思っています。

当然、育児についての大切な示唆もありますが、副次的に仕事や普段の生活にも活かせる内容が盛りだくさん。

子供であろうと大人であろうと、
家庭の場面であろうとビジネスの場であろうと、
人との向き合い方という本質的なところは変わりせん。

育児本は本質的なメッセージについて、無駄な贅肉が削ぎ落とされ、かつ、具体的に示されているイメージです。

 

繰り返し読み続けている私のオススメ育児書/育児本5選

前置きが長くなりましたが、オススメの育児書/育児本を5冊を紹介します。

こういった記事を書くからには、定番は外したいと思ったものの、本当に紹介したい本を考えたら、THE定番になってしまった感がありますね。。。

言わずもがなですが、あくまでも自分の価値観や子育ての考え方にあったおすすめの子育て本、育児本なので、その良し悪しは、各自で判断くださいね。

 

①定本育児の百科(著:松田 道雄)

特に新生児期、困った時にいつも開いていた本。著者の松田先生の文調は、完全言い切り型。情報が溢れる中、その文調が迷いを消してくれてました。

1巻@600ページ*3巻なのでそのボリュームに圧倒されますが、子供の育つ月齢に合わせて読み進めているとあっとう言う間に読み終えます。

その月齢期にみられる成長の様子から、病気のこと、食事のこと、注意するべきこと、等々本当に痒いところに手が行き届いている内容。

赤ちゃんが生まれた友人にプレゼントすると、複数年に渡って、あの本助かったと喜んでもらえます。

②子どもを信じること(著:田中 茂樹)

最も繰り返し読んでいる本です。著者の田中さんの主張は一貫しています。

親が手出し口出ししなくても、子供は自分が幸せになるために考えて行動するようになる。そのことを信じて、子供と向き合おう。といったメッセージ。

具体例やエピソードもたくさんあり、そのメッセージの理解を深めさせてくれます。

「育児本を1冊だけ紹介して」と言われたら、即答でこの1冊を紹介します。

※ちょっと高めのこの本ですが、今、アマゾンを見てみたら、kindle版だと67%割引の1000円!改めて自分もkindle版でも購入しました。

③子供へのまなざし(著:佐々木 正美)

子どもの個性を受け入れて、認めて、信じて、せかさず、焦らず、否定せず、温かく見守る。といった、どこにでも書いてあるような内容なのですが、それが具体的な事例や研究結果とともに書かれていてとてもわかりやすいです。

何より著者の佐々木さんの本の中での語り口に何か優しさを感じます。ちなみに佐々木さんの他の本もすごく良かったです。

④親業

「子供とのコミュニケーション」という捉え方で小さくまとまらない本。夫婦間でも、上司部下間でも、友人間でも、知っておいた方が良い人との向き合い方の具体的な理論や手段が盛りだくさんです。

⑤ママ、怒らないで。不機嫌なしつけの連鎖がおよぼす病

愛読しているkokokakuさん(id:kokokaku)ご夫婦が書かれている本です。kokokakuさんのブログから、いつも気づきや学びをたくさん頂いていました。

www.kokokaku.com

本も期待通りの内容で、これから何度もこの本を手に取ることがありそうです。

読みながら、我が子の向き合いや、自身の親との関係性、など、脳内をフル回転させながら、あっという間に読みきりました。挿絵に癒されます。

ちなみに、この本を読んだ後、旦那様のブログを読んだのですが、さらに理解が深まりました。

anohi.hatenablog.com

 

その他にも

これからの教育について考えさせてくれる「世界一素敵な学校 サドベリー・バレー物語」も自分の教育の概念をひっくり返してくれました。

漫画といえども侮るなかれ。「これでもかっ!」ってほど、自己肯定感の大切さを繰り返し、読みやすく、教えてくれる子育てハッピーアドバイス

ビジネスの最前線の場にいた天外伺朗さんや、三谷宏治さんの本も説得力があってすごく好きです。
地域、学校、家庭が適切に連携した新しい教育のあり方について考えるきっかけをくれる「学習する学校」もおすすめです。