夫です。この記事は2012年の息子が0歳の頃のブログの再掲です。
節分を楽しむためにはまずはお面
2月3日の節分。
「今年は0歳の息子もいることだし、色々な行事を楽しんでみよう」ということで約20年ぶりに節分の豆まきをやりたいと考えていました。
やるからには、それなりの雰囲気を出したい。
ということで、節分前の1週間ほど、コンビニやスーパーに立ち寄るタイミングがあれば、豆と一緒に売られている「鬼のお面」を探していました。
しかし、実に残念なことに、どれもこれも生温い。
意外と存在しないリアルな鬼のお面
「鬼」という漢字から連想される恐怖感はゼロで、むしろ腑抜けた超子供向けのニコニコな「おに(ニコ!)」のお面ばかり。
そんな「良いおに」に「鬼は外」なんて豆を投げつけたらバチがあたります。
自分の期待としては、
気づいたら、本域の恐怖心から本能的に、鬼のこめかみ目がけて豆を全力で投げ付けてた
といった状態になるくらいのお面が300円くらいで買えたらなぁと思っていました。
ついに見つけたリアルな鬼のお面
そして、本日2月2日。。。
自宅近くのマイナーなスーパーに寄った際、そんな子供に媚びない攻めているお面を見つけたのです。
にやけながら感無量気味に「見つけたよ」と小さな声でささやきながらレジに並び、自宅へ帰りました。
そのお面がこれ。
まずは、「節分の豆まきについてのルール確認」ということで、Google様で勉強。
そして、家族そろってみんなの安全と無事を祈りながら「鬼は外!福は内!」。0歳の息子は豆を投げられないので、一緒に投げました。
節分って一瞬なんですね。豆まきは30秒で終了、片付けで2分半。
合計【3分】で終了しました。
そこで、気づきました。鬼役が誰もいなかったので、「鬼のお面、必要ないじゃん。。。」
これで終わっては、今までもお面探しの旅が無駄になる。
ということで、息子に「鬼」という存在を知ってもらう社会勉強と題して、お面を使って遊ぶことにした。
まずは自分から。
息子、動じず。。。
悔しいので、声色を買えて「うぉぉぉ、食ってやろうか!」と言うが全く動じず。
むしろ薄ら笑いを浮かべていました。
息子の表情を見たい一心でお面の上から眼鏡をかけていたのですが、それが原因で息子にはバレバレだったのかもしれません。
むしろ「俺の父親はこの人で大丈夫なのか」という意味がこめられた薄ら笑いだったのかもしれません。
次、妻。
堂々たる威圧感と、息子を見下ろす感じは「鬼」そのもの。
迫真の演技だった。
が、、、息子動じず。見上げたまま、お面のその後ろの素顔を見通している様子。顔は変わっても、抱っこの腕から伝わる愛情を感じているのでしょうか。
ここまできたら「さすがだ、息子」と褒めたくなります。
しかし、今回の結果は予想外でした。
最近人見知りが始まり、今日の6ヶ月検診でも知らない助産師さんに囲まれ、大泣きしていた息子なので、鬼を目の前に大泣きもあり得ると予想していましたが、結果は「動じず」。
次は桃太郎などの絵本を読み聞かせ、「鬼」という概念を理解してもらってからだと、またひと味違うのかもしれません。
そして、息子がやたらお面に手を伸ばし興味津々だったので、息子にもお面をかぶせてみました。
「どうだ!」と言わんばかりに、バタバタはしゃいで笑って喜んでいました。
が、1分もたたないうちに疲れていました。
次はどんな行事かな〜、楽しみです。