我が家なりの初節句
息子にとって5月5日は生まれて初めてのこどもの日。いわゆる「初節句」。妻と自分の実家にも立派な鎧兜の飾りがあるとのことでしたが、そこはお世辞にも広いと言えないうちの間取り。
飾りはじぃじ、ばぁばからもらった上記写真の「金太人形」のみと控えめにし、息子の今後の健康と成長を祈願してうちの家族らしい手作り感満載の初節句を試みました。
妻の企画魂に火がつく
とはいえ、自分はただの買い物担当。
企画段階から妻の意欲にメラメラと火がついた模様。自分は妻によって書かれた購入備品リストのメモを片手に、近くの文房具屋へ仕入れに行った程度でした。
夜、いつもなら寝ているような遅い時間に何やらガサガサ作業をしている妻。
ちょっと覗いてみるとipadで何やら調べながら、お昼に自分が買ってきた折り紙やら画用紙やらメンディングテープやらはさみやらその他諸々を駆使しながらそれっぽいものが作られていました。
自分も初節句の雰囲気を作らなければと思い、これまたじぃじ、ばぁばから頂いた鯉のぼり掛け軸もスタンバイ。
初節句の全貌が徐々に明らかに
着々と妻の作業は進み、まずは手作り兜小さい版。これは実験&練習として作ったとんのこと。
どうやら、こんなイメージで息子にかぶせるらしい。
息子にかぶせる兜はこれ。
なに!折り紙の金と銀がここに使われていたとは。
まさかのあご掛けゴムつき。これなら息子の頭からずれ落ちる心配もない。
ただの買い物リストの備品としか認識していなかった道具の使い道が次々に明確に!
期待が膨らみます。
鯉のぼりも!
これだけじゃありません。子どもの日と言えば鯉のぼり。上記の写真の通り「鯉のぼりの掛け軸があるから」なんて思っていましたが、これまた妻が手作りで作っていました。
割り箸に吊るされる鯉のぼり。手作り感満載でいい味が出ています。
さらにipadを眺める妻がぶつぶつと「こっちの方がいいかもなぁ、作っちゃおうかな」と言い出しその数分後、新たな鯉のぼりが。
風になびかれていないのにもかかわらず動きが感じられます。
折り紙の世界は深い。
何でも作れるのでは?と思わせる鯉のぼり。
途中の深夜24時頃「割り箸がない!」なんて騒いでいましたが、どっかの突っ張り棒を見つけ出し、しっかり鯉のぼりに顔まで書かれていました。
妻の初節句の手作り作品ラインナップはこちらです。
息子の反応が楽しみです。
いよいよ本番。初節句当日
そして、5月5日。
あれだけの作品が完成しているので、9ヶ月の息子に、朝起きるや否や、鯉のぼりを握らせ、兜をかぶせ「わっしょいわっしょい」やりたかったが、そこはぐっとこらえ、息子の機嫌が良さそうな11時頃に作戦を実行しました。
まずは鯉のぼりを息子に見せたところ、興味津々。
あまりに気に入ったのか、何度か鯉のぼりを鷲掴み。。。
その次に兜もかぶらせてみました。
画用紙で作った兜は若干小さめな作りになったものの、例のゴムが最高のパフォーマンスを発揮してくれました。
金と銀のアクセントが聞いていて、これまた良く似合います。
そして、ベランダにて鯉のぼりをなびかせてみました。
折り紙の鯉のぼりも風になびくのね。いい感じでした。
手作り初節句のススメ
息子にとって一生に一度の初節句は妻の手作りの飾りに囲まれた初節句になりました。こういった自分達の創意工夫で行事を過ごすの楽しむのもおおいにありだと思いました。
初節句らしく最後は祈願で。
今後も息子が元気にすくすく成長しますように!
金太人形について
最上部の写真の「金太人形」はほおっておくと息子がバンバン叩いてしまうため、いつもはこんな感じでガードしています。
オリに入れられている雰囲気になってしまっている。。。
金太さん、息子からあなたをしっかりガードするので、内飾りの意味合い通り、息子をしっかりガード下さいませ。よろしくお願いします。