ツマです。
我が家では、息子は夫を「とぉと」と呼び、わたしのことは「かぁか」と呼びます。
息子が生まれる前に夫と話をしていて、お互いに「パパ」「ママ」と呼ばれるのはちょっと気恥ずかしいと言うか、柄に合わないと言うか。
どうしようかなぁ…と思っていた時に、家族のドキュメンタリー番組か何かで、こども達が「とぉと」「かぁか」って呼んでいるのを見たのをきっかけに「これ、いいんじゃない?」って流れで、我が家の呼び方も決まりました。
わたしの両親(特に父親)は、ずっと「とぉと」「かぁか」は変だと言っています。母は、今年の4月に娘が誕生してから急に「◯◯ちゃん(娘)は、ママって呼ぶのかなぁ〜」なんて、娘に話しかけたりしています。
正直、ちょっとウルサイです…笑
ただ、一般的な呼び方でないのは重々承知しています。
恐らく息子自身も。
保育園での衝撃
息子は2011年7月生まれです。翌年の4月から0歳時クラスで保育園に入園しました。お誕生日を迎え1歳を過ぎたあたりから、徐々に単語で話せる言葉も出てきました。
とは言え、おにぎりは「ぎーぎ」、バナナは「バナ」、いちごは何故が「ぎーあ」だったり。そんな中でも「とーと」「かーか」はしっかり言えるようになった頃のこと。
保育園にお迎えに行くと、遠くからわたしを見つけた息子が「かーか!!」と叫びます。近くにいた先生が一瞬ギョッとしたのを覚えています。
また別の日、「◯◯くん(息子)今日は誰がお迎えなの?って聞いたら、かぁ…とか何とか言ってました〜笑」って先生に言われたことも。
そんな時に一から真面目に、この記事の冒頭に書いたような下り…気恥かしくて云々とかドキュメンタリー番組が云々なんてモチロン言いませんので、にっこり「そうなんですか〜」ってその場をしのいだものでした。
息子も小さいながらに「とぉと」「かぁか」が通じないとわかったようで、保育園では急に「ママきた!」とか、少し喋れるようになった2歳過ぎあたりから「パパは、しゅっちょう」など、使い分けをするようになっていました。
「保育園ではパパ・ママって言おうね」なんて教えたことは一度もないので、彼なりに伝える術・生きる術を見つけたんだな、と思った瞬間でした。
お蕎麦屋さんでの衝撃
我が家には、週末に行きつけのお蕎麦屋さんがあります。つい先週の3連休初日にも行きました。お店のおばあちゃんから「お休み中は、どこかお出かけするの?」と聞かれた息子。
「明日から…おとうさんのおじいちゃんとおばあちゃんのお家に行ってきます」
だって。パパからお父さんに進化しました。
家では「とぉと」「かぁか」のままです。
保育園のお友だちで「お父さん」「お母さん」と呼ぶ子も増えてきたので、その影響もありそうです。
おわりに
わたしが年長さんくらいの時、母から「今日からはママじゃなくて、お母さんって呼ぼうね」って言われた遠い遠い記憶があります。
ですが…家ではわたしは母を「フミチャン」と呼んでいます。昔から父も母を「フミさん」と呼んでいます。その為、兄も母のことは「フミさん」。
なので、母が色々考えてわたしに伝えたであろうことは、あまり伝えなくても良かったことのように思います。
息子も子どもなりに、日々の生活やお友だちとの関わりの中で、自然と外用の言葉を使うようになりました。
「パパ・ママ」「お父さん・お母さん」など、呼び方に迷う時期もあるかもしれませんが、こんなケースもありますよ〜っていうお話でした。
▼Twitterもやってます。
週末によく行くお蕎麦屋さんは、いつも天ぷらをサービスしてくれるんだけど、今日はサラダもサービスしてくれて。それを見た息子が「これは…いつもより多めにお金を渡した方がいいね」って小声で言ってきた。
— あかいろ@息子5歳&娘0歳 (@oyakostep) 2017年5月20日