ツマです。
第二子となる娘が誕生し、早10日が経ちました。
記憶が薄れないうちに、お産の記録を残しておこうと思います。
二度目の出産と言っても、お産はそれぞれ。
前回とは全く違う経過でしたが、二度目なりに陣痛時の痛みとの向き合い方など「出産」そのものに対して冷静になれた部分もあったかなと。
結果、陣痛時間は14時間と経産婦にしては長いように思いますが、「産んだ!」と言う充実感のあるお産でした。
お産の予兆〜陣痛の始まり
息子を出産した時は自宅で少量の破水をしてからのスタートでしたが、今回は出産前日と当日の朝に「もしかして、これがおしるし?」と言うサインがありました。
出産当日の朝は、おなかの張りなのか陣痛なのか区別が付かない痛みがあったものの、前日調べた「おしるし〜陣痛までの平均日数3〜5日」みたいな情報を鵜呑みにして、洗濯物を休み休み干していました。
わたし「さっきから頻繁におなかが痛むんだけど」
夫「それ、陣痛じゃない?」
って感じで、夫に言われ陣痛かもしれないと思い始め、病院に向かうと言う…。
移動には、事前に登録しておいた陣痛タクシーを使いました。
5分間隔の陣痛12時間
朝9:30過ぎに病院に到着しモニターを付け、陣痛の間隔を調べると既に5分弱。そのまま入院となりました。
経産婦は初産の陣痛時間の半分程度、と聞いたことがあったので、これも鵜呑みにし「夕方くらいには産まれるかなぁ」と思っていましたが…午後になっても全く陣痛間隔は変わらず、痛みも多少強くなった程度でした。
助産師さんからのアドバイスで、痛みのない時は病院内の廊下を歩いたり、病室でスクワットもしていました。初産の時は5分間隔の陣痛時もベッドに横になって、ただただ痛いと言っていた記憶がありますが、個人的には寝ているより座っている方が痛みが和らぐ(逃せる?)ような気がしました(絶対に個人差があると思いますが)。
深い呼吸で痛みを受け入れる
痛みが来るぞ、と言う時は「赤ちゃんがんばれ」と小さく呟いてから、深い呼吸をするように意識しました。長く息を吸ってゆっくりたっぷり息を吐く、を繰り返していると呼吸に集中できるのと、今まさに赤ちゃんもがんばってるんだ、と思うことで痛みだけに支配されずに陣痛を乗り切れたように思います。
いざ、分娩室へ
21時過ぎに助産師さんから声がかかり、病室から陣痛室に移動することに。
モニターを付け30〜40分くらい経った頃から、徐々に陣痛間隔が3分程度と短くなり、深い呼吸をしていてもちょっと声が出ちゃうくらいの痛みになっていました。
そんな中、助産師さんは絶妙なタイミングで湯たんぽを持ってきてくれて、足の間に挟んだり、ちょうど良い力加減でテニスボールを使った「いきみ逃し」をしてくれました。まだまだ続くかなぁ…と思っていた矢先、院長先生が現れ診察をし「7〜8cm」と職人のように冷静に呟き、いざ、分娩室へ。
もうすぐ会える、けど痛い
分娩台に上がった時はあまりの痛さに軽く(?)叫んでしまいましたが「赤ちゃんに酸素を送るために、呼吸をしっかり」と言われ、再び呼吸に集中できるように。
助産師さんから教えてもらった通りのタイミングで、陣痛が来たら2回深い呼吸をして3回目でいきむ、を繰り返しお産が進んでいきました。
息子のお産は回旋異常があり吸引分娩だった為、今回は「いきむ」と言う感覚を約40分間しっかり感じながら、産まれる瞬間は赤ちゃんの温かさ、体温も感じられたお産でした。
さいごに
第二子出産までの道のりは決して平坦なものではありませんでした。今回の妊娠が順調に経過し出産を迎えられることには、ありがたい気持ちで一杯だったので、長い陣痛も痛い中しっかり呼吸をすることも、前向きに受け入れらたのかなと思っています。
もちろん、最初のお産は「切る」とか「裂ける」とか、ネガティブ情報ばかりが気になって、怖さで一杯でしたが…。
まとめるとこんな感じ
・お産はそれぞれ、毎回違う
・自分が痛いときは赤ちゃんもがんばってる
・初めてのお産は怖いと感じるのも当然
・助産師さんは、素晴らしい
おまけ
陣痛の合間に配布用の赤富士をたくさん書きました。