おやこステップ

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息子が「お兄ちゃんになりたくない」と言いだした

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ツマです。

先日、別の記事で夫が書いた通り、本日が第二子の出産予定日です。

わたしたち夫婦はもちろん、息子にとっても「赤ちゃんが産まれる」と言う事実は本当にうれしいことなのですが、つい数週間前、「お兄ちゃんになりたくないんだけど…」と言ってくることがありました。

 

妹の誕生を控え、息子の揺れ動く今の気持ちをわたし自身が産後も忘れないよう書いておこうと思います。

 

 

「おなかに赤ちゃんがいるんだよ」と伝えた日のこと

息子に「おなかに赤ちゃんがいるんだよ」と伝えたのは、ちょうど妊娠5ヶ月に入り、家族で安産祈願に行く前日の夜でした。

息子はとっても驚いた様子で、誇張でもなくキラキラと目を輝かせながら「ほんとに?ほんとに、ほんとに赤ちゃんいるの??」とうれしそうに何度も確認していました。

それからは、「いつからいたの?」「軽井沢に旅行に行った時はいた?」等々質問攻めです。

 

息子はスグにでも保育園の先生やお友だちにも伝えたかったかとは思いますが、わたし自身がまだ慎重に経過を見たいという気持ちもあり、「赤ちゃんが男の子か女の子か、わかるまではマダ内緒にしておいてね」と伝えていました。

保育園の登園時はいつも「ねぇ、まだあのこと言っちゃダメだよね?」と確認しつつも、約2ヶ月間お約束も守ってくれていました。

 

後にわかったことですが、担任の先生には「誰にも言っちゃいけないヒミツのことがあるんだけど」と何かを匂わせていたそうです。

 

お兄ちゃんになるって

妊娠22週になり、赤ちゃんの性別が「女の子」とわかったところで、息子は保育園で「ママのおなかに女の子の赤ちゃんがいます!」と発表しました。

周りにいたお友だちや先生から、たくさん「おめでとう!」とお祝いの言葉を頂き、中には感激して、息子に抱きついて「よかったね!おめでとう!」と言ってくれたお友だちもいたそうです。

息子はみんなから「おめでとう!」を頂いて、お兄ちゃんになることをとっても喜んでいました。

 

同時に、大人同士の会話で「しっかりしたお兄ちゃんになりそうですね」とか「◯◯くん(息子)なら、面倒見のいいお兄ちゃんになりそうですね」と言うような会話も自然と耳にしていたんだと思います。

 

「お兄ちゃんになりたくないんだけど」

息子は時々、保育園でイヤなことがあると「もう、かぁかと、とぉとと、おなかの赤ちゃん以外は、みんなキライ…」と言ってみることもあるのですが、そんな時でもいつもおなかの赤ちゃんの存在を気にかけていました。

 

その息子が突然「かぁか、お兄ちゃんになりたくないんだけど…」と言ってきたのです。

その前には、軽めの赤ちゃん返りや、おっぱいを飲める赤ちゃんを羨ましく思うような会話もあったので、わたしは息子に

 

「お兄ちゃんにならなくていいんだよ」

「今のままでいいんだよ」

 

と伝え、「なんでお兄ちゃんになりたくないの?」と聞いてみました。

 

「お兄ちゃんになると、甘えられなくなるから…」

 

息子なりに、赤ちゃんが産まれたら、赤ちゃん中心の生活になることがイメージでき、自分が「お兄ちゃん」と言う、今までと違う何者かにならないといけないような思いもあったのかもしれません。

 

出産を控え、今思うこと

わたし自身は末っ子だったので「お姉ちゃんになる」と言う経験はないのですが、息子が「お兄ちゃんになる」ことに対して揺れ動く気持ちは、初めて妊娠・出産をした時の「お母さんになる」と言う状況にも似ているように感じています。

久々の新生児を迎え、二人の子育てをする生活が実際にどのくらい慌ただしくなるのか…想像以上のことが起きるかもしれませんが、できるだけ息子の気持ちに寄り添えるよう「お兄ちゃんなんだから」と言わない日々を送りたいと思っています。

わたし自身も「お母さんなんだから」とか「お母さんなのに」とか言われたらムムム…と思うはず。。