おやこステップ

【子供】【旅】【生活】【日常】を思うままつづる夫婦ブログ

インフルエンザ予防接種注射で垣間見た2歳の息子の成長

妻です。

息子が2歳の頃の話。

意外と難しい予防接種注射2回というハードル

今年もインフルエンザの流行期に入ったようですね。我が家の息子は、今年も何とか12月中に予防接種を終えました。

13歳未満は予防接種は2回、なんですよね。

10月中旬から予防注射できるようになる医療機関が多いかと思いますが、大人の1回と同じ感覚で、ついつい「もう少し先でも…」と思って11月を迎えてしまい、1回目〜2回目の間の数週間で子どもが体調を崩してしまう(2回目の接種になかなか辿り着けない…)と言うパターン。。ありますねぇ。

2歳の息子が予防接種注射したときの話

さて、今回は息子が2歳の頃、予防接種注射を受けたときの話です。2歳前までは、予防接種注射には、まだ騙し騙し連れて行けば何とかなりました。ただ、2歳になると、だいぶ物事もわかるようになってきていて、抵抗もします。嫌がられては先に進めない…ので、事前に何度か折に触れて「インフルエンザ予防接種注射予告」をしておきました。

理由もしっかりと。
●風邪を引いてお熱が高くならないように、お注射をしに行くょ
●チックンするから、少し痛いかなぁ
●大人もするょ
●2回あるょ(これは、さらっと)

注射が『悪』でないことが伝わるように、と言った具合です。

迎えた1回目の予防接種注射の日。

意外な程ノリ気で、保育園の帰り際にすれ違う先生や保護者の方に「◯◯ちぇんちぇー(先生)のとこ行くの!」と、かかりつけ医の名を呼び、大人達の「?」を引き出していました。

そして、病院へ向かう途中に何度も「泣かない!」「泣かない。」と、つぶやいていました。

強気で乗り込んだ病院では、抱っこから離れずしがみつきながらも、診察室では小さな声で「泣かない」と言い、先生や看護師さんからは「痛いんだから、泣いていいんだょ〜」と言われ、いざチックン。

「ふぎゃ」っと聞こえて目をやると、今にも泣きそうな顔で歯を食いしばっている息子の顔が!

その表情を見て、一瞬で半泣きになるわたし。。
周りに悟られないよう、鼻が出てツライ&コンタクトの調子が悪そうなフリをして病院を後にしました。

帰り道、「ちょっとねぇ、なきしょうになっちゃった」とニコニコする息子に…
・注射は痛いから、泣いたっていい
・けど、自分で「泣かない」って決めて、それを貫いたことに感動してる
・それで、今ちょっと泣いている

と、高まる思いの丈を伝えておきました。

「自我の芽生え」と言われるこの時期、「イヤイヤ」だったり、何でも自分で試してみたかったりと、手を焼く場面も多いですが、根底には、自分で決めて行動するという子どもなりの考えがあるんだなと、感じた出来事でした。